「お相手や仲人さんへ対するマナーについて」

「お相手や仲人さんへ対するマナーについて」

 

親愛なる皆さま♡
皆さまの力強い味方、愛のキューピットであり応援団長の森ねぇです。

お見合いがよりスムーズになる大事な
ポイントやヒントを時々こちらでお伝えして参ります。

今日は、
「お相手や仲人さんへ対するマナーについて」
です。

お相手の仲人さんにもお相手にも
「今日はありがとうございます。」
お相手には
「〇〇と申します。どうぞ宜しくお願い致します。」
などとにこやかに伝えましょう。

お見合い後も同様にお相手に
しっかりお礼を伝えましょう。

これは基本の配慮・マナーです。

 

実は、お相手は、自分への接し方だけでなくあなたの対応を良くみています。

 


また、お相手の仲人さんは、
今後、お相手との関係性が始まればサポートをして見守って下さる
重要なキーパーソンにもなってくるのです。

いわば婚活での「親代わり」のような存在です。

お見合い前やお見合い中などの態度なども同様に
お相手を通して仲人さんに伝わります。

その場限りのことではなくて対応の良し悪しで
「素敵な方だから他の方にもおすすめしよう」
反対に
「この方は決してお勧めせずに別の方をお勧めしよう。」
ともなるのです。

ご縁あるなしに関わらず仲人さんやお相手への対応や

お見合いとは関係ないかに見える日頃の心がけや行動も

全てが未来へ繋がってまいります。

良い心持ちで良い行いをを積み重ねて
良いご縁や結果を引き寄せるのみです。

宜しくお願い致します。

今日も素敵な一日をお過ごしくださいね。

森ねぇより愛をこめて。

「お相手は私たちの行動や態度を良く見ています」

お相手や、仲人さんへの接し方だけではありません。

 

✓普段の人間関係

✓お見合いで利用しているティーラウンジの店員さんへの態度

✓通りがかった周囲の人々への接し方

 

などを判断材料として、良くも悪くも「こんな感じの人なんだ」というイメージを掴みます。

 

 

よくあるのが、お相手だけに集中し、配慮したり、優しく振舞っている。だけど、周囲への配慮は0。 

というケースです。本人はがんばっているつもりですが、逆に、大きな違和感を与えています。

 

 

いつも、自分ではお相手に配慮を欠かさず感じよく振舞っているつもり。なのに毎回お相手からお断りされます。」

という方がいます。お断りされるのはお互い様ですし、フィーリングの問題もあります。

 

ですが、もしも、1年以上も十分な回数、お出会いを重ねてきたのに、お相手からお断りばかりで、ご縁が繋がってないとしたら。

 

私たちの方が、お相手に「好印象」でなく「悪印象」や「誤解」を与えてしまっている可能性が高いです。

私たちが悪いというのではないのです。マナーや気配り、何らかの点で「誤解を受ける」行動、態度があるのです。

 

 

 例えば・・・。

「お相手に良く思ってもらう」ことばかりに必死で余裕がないというケースがあります。

周囲が見えず、基本のマナーや配慮を忘れていませんか?

 

お相手は見ています。別に、あらを探してやろうと思っている訳ではありません。

自然に目に入ってくるのです。自然に、こちらの言動で印象が決まるといっていいでしょう。

 

何かしてもらったら、

「ありがとうございます」

と言う人。

 

例えば、お水を持ってきてもらった。

コーヒーを運んできてくれた。

レジでお会計。

「ありがとう」

と感じよく言えると最高に印象は良くなるでしょう。

 

何かしてもらってありがとうと言うのは、本来は、他の人のためではありません。

何より自分が気持ちよいのです。

 

例え口にしなくてさえ、

「ありがとう」

という気持ちがあれば、表情やちょっとした態度に現れます。

ちょっと会釈をしたり、表情がゆるんだりします。

少なくとも、憮然とした態度にはならないものです。

 

何か、もう一歩踏み込んだ場面。

例えば、

 ハンカチを落として店員さんに拾ってもらった。 

 コーヒーのお代わりをお願いした。

 お水をひっくり返してしまって片付けてもらった。

 気持ちのいいのサービスを受けた。

 

そんな場面で自然に

「ありがとうございます」

と出てきます。

 

 

逆に、

「お金を払ってるんだから、偉そうにしても当然」

という態度の人。

 

こちらも、随所にその雰囲気が現れます。

 

お見合いの席でも、お相手には真摯な様子で熱心に会話をしていても、

周囲の人に対しては、まるで、

「関係ない、存在に値しない」

というかのように振舞っている人を多くお見かけします。

 

 

「感じ悪いなぁ」とか「なんだかコワイ」

「なんかギスギスするなぁ」と感じるのです。

 

自然にお相手は感じ取るのです。

 

いい感じの人だな。

もしくは

やな感じの人だな。

と。

 

私たちが、が周囲の人にどんな接し方をしているのか、一つ一つが、好印象にも、悪印象にも繋がっています。

 

お見合いやデートなどで、下記のような態度を取る方はお相手から不評です。

 

 ✓店員さんに偉そうな態度を取る。何かしてもらっても当たり前の態度。些細なことで文句をつける。

 ✓デート中、困っている人に遭遇したのに知らん顔

 

  例えば、

   道に迷っている人が何か尋ねてきた。

   前を歩いている人が落し物をした。

   子どもが迷子になって泣いている。

   など。

 

こういう態度を取る方からは「自分さえ良ければいい」というような雰囲気がありありと伝わってきます。

マナーや思いやり、感謝の気持ちが欠落している印象を与えます。

お相手から不信感を抱かれ、お断りに直結します。

 

 

周囲にいる多くの人は、「無関係」の人ではありません。

 

 

また、サービスする側、される側で順位付けや優劣をつける人は、嫌われます。

 

サービスの提供者に、お礼や挨拶、配慮など意味がない。

こちらが、お金を払っているのだから。

 

という気持ちになる人もいるようですね。

 

 

はっきり言って、ほぼ全員から、嫌われる考え方です。

人生は多くの人と支え愛、協力し愛、成り立っているもの。

これが分からないばかりに、ご自分が人生においてどれだけ損をしているか気づいてないのです。

 

 

サービス業に従事した経験がある方は分かると思いますが、お客にも大きく分けて、3種類の方がいます。

 

①何かしてもらっても「当たり前」。至らぬ点ばかりが気になり、要望ばかりのお客様。

②一切、何の反応もないお客様。

③いろいろしてくれてありがとうと笑顔で喜んでくれるお客様。

 

 

①の方と関わると、こちらの気持ちまで殺伐としてきます。(コミュニケーション決裂タイプ)

②の方と関わると、こちらも何の感情も生まれません。(コミュニケーション放棄タイプ) 

③の方と関わると、より一層、喜んでもらいたいと思えます。(コミュニケーション円滑タイプ)

 

 

サービス業や、営業職についた経験のある方はお出会いがスムーズな傾向があります。

「配慮や、挨拶は大事なマナー。お互い、気持ちよく過ごせるばかりか、大きな実りやがある。」

このことが常識として、身についているのです。

 

心地の良いコミュニケーションの相乗効果、波及効果は計り知れません。

 

 

 

そんなことどうでもいい。こちらはサービスを受ける側。お金を払う側。それだけ。

という人もいるでしょう。その考え方が、お出会いを困難なものにしています。

誰とも対等だという感覚を持っていない方は、上から目線や傲慢さを感じさせます。

 

*逆に過剰サービスもいけません。ある程度対等でなければ関係は成り立ちません。

*ただ、男性側が出会ったばかりの女性に喜んでもらう為の行動は過剰サービスではなく自然なことです。

*過剰サービスかどうかの見極めについて。

「お相手に好かれるため」「嫌われて去られないため」では過剰サービスに陥りがちです。

 どうだ、これで満足でしょ?これでもか、これでもか、となりがちなのです。お相手は窮屈さや気詰まりを感じます。

 それよりも、「喜んでもらえたら嬉しいな」「一緒に楽しめるといいな」と自然な気持ちから、自然に繋がる行動が大事です。

 

 

 

マナーや思いやり、配慮や感謝。

それこそが、人間関係全般に関わってくるのです。

 

 

もちろん、お出会いの場でも、如実に、驚く程、はっきりした形で現れます。

 

お出会いでお相手が出会いたがっているのは、③のように、

 

✓いろいろしてくれてありがとうと笑顔で喜んでくれる人です。

 

それだけのこと一つとっても、結婚生活においての様子や、夫婦としてのあり方が、ありありと想像できるのです。

 

今回のテーマは「お相手は私たちのの行動や態度を良く見ています」という内容ですが、

実のところ、私たちの行動や態度を一番間近でつぶさに見ているのは、そう他でもない「私たち自身」です。

 

周囲に対しても自分に対しても、気分の良い行動、対応が出来ているなら、自分に自信が持てます。モチベーションも自ずと上がります。

逆に、不義理やマナー違反をしているなら、どこか後ろめたい気持ちになるか、逆にそのバツの悪さを解消するために責任転嫁に繋がるなどよいことは一つもありません。

 

「周囲の状況をスルーしてしまう人」

 また、少し話しはずれますが、こういうのもあります。

 

周囲の状況に気づかない。また気づいても触れず、スルーしてしまう人。

 

ただ、まだお出会いを始めたばかりで、緊張したり、お相手との会話に集中しているだけかもしれませんが、それではあまりに余裕がなさすぎです。少しずつ、周囲にも気を配れるように余裕を持ちましょう。

 

周囲の人や出来事をスルーしてしまう人は何事にも、無関心、また、好奇心や興味関心が薄く感情に乏しい人とお相手に誤解されます。

 

  周囲の状況を無視してしまったケース。一例です。

 

  例えば・・・(実際に見かけたり、会員さんからお聞きした例です。)

  ✓ホテルロビーにウェディングドレスとタキシードのカップルが登場し人前式が始まったのに、スルー。

  ✓ピアノの生演奏が始まったが何も触れずにスルー。

  ✓店内に小鳥が迷い込んできたがスルー。

  ✓かわいい子どもたちがはしゃいでいる姿をスルー。

 

少し、周囲のことに目を向けると、とてもいいですよ。

会話の糸口にもなり会話が広がり豊かなコミュニケーションに繋がってきます。

どんな些細なことでも、あなたが感じたことを見逃さず口にしてみてください。

 

  ✓このお店って雰囲気いいよね。さすが一流ホテルだね。

  ✓あそこに飾ってある絵、気になるな。

  ✓ここって、ディナーもやってるんだぁ、いつか来てみたいな。けっこうするのかな?

  ✓あ、あの人お店の人呼んでるのに誰も気づいてあげないね。

  ✓何かいいにおいがするね、お花の匂いかな?

  ✓あのウェイターさん、芸能人の○○さんに似てる! 

「環境依存タイプ」

 

こういう人もいます。かなり多いですが、もっと人生楽に生きる方法があります。

 

状況に居心地の悪さや問題を感じているのに何も行動に移さない人。

 

  ✓ずっとトイレに行きたかったが言い出せず我慢してしまった。

  ✓足が痛くてもう歩きたくないのに言い出せなかった。

  ✓相手の男性といるのが苦痛なのに、丸一日一緒に過ごした。

  ✓ホラー映画は苦手なのに断りきれなかった。

  ✓あまり好きでもないけど我慢して付き合う。

  ✓相手の嫌なクセがあるけど指摘できない。

  ✓感じた事があるけど伝えられない。

 

 

下記も、実際に森ねぇが会員さんに相談を受けた例です。とても参考になる事案なので皆さんと共有したいと思います。

  

 お見合い時、隣の席の人がずっと大声で会話をしていた。

 お見合いの妨げになってしまったのだが我慢せざるを得なかった。

 

  そのように、不満げに相談してきた男性会員さんがおられました。

  

  ✓その場所を指定した相手側が悪い

  ✓注意したり何の対応もしないお店も悪い。

  ✓もちろんその隣のお客が一番悪い。

  ✓たまたまそんなお客が隣に居合わせとても運が悪い。

  

 

   彼の言い分を要約すると、他が全部悪かった、自分には何の落ち度もない。

  彼は完全な環境依存タイプです。

  

  環境は自ら整えるものです。  

 

  皆さんはお分かりになりますか? 

  その状況は強制されたものではありません。

  あえて、その場に留まり続けるという状況を彼が選んだだけなのです。

  (お相手の女性もそうだと言えます。できれば、男性にリードしてほしいですが・・・。)

  

  方法はいくらでもあったはずです。

 

  ✓「すいません、少しお声落としていただけますか?」と声をかける。

  ✓お店の人に頼んで声をかけてもらう。

  ✓お店の人に頼んで席を移動させてもらう。

  ✓お店を出て場所を変える。

 

 周囲が気を利かせてくれて当たり前。となっている人を多く見かけます。

 つまり、周囲や運命など「自分以外の何か」に依存しているのです。

 依存していると多くの弊害があります。

 依存を続けているといつも自分以外の何かに問題を見出すことになります。

 

 

 

 

いい人病。~いつでも優等生を演じてしまう~

 

マリッジ関西には、本当の優等生といえる人たちが何人もいらっしゃいましたよ。

すぐに、たくさんの幸せな顔が浮かびます。

 

失敗して落ち込むことも、森ねぇに不安な気持ちを打ち明けてくれることも、何度も質問や相談を投げかけてくれることもありました。

 

そう、本当の優等生とは、

分からないことを分かっているフリをしたり、ギモンをスルーしたり、自分の気持ちを封じ込める人たちのことではありません。

 

分からないことを分からないと言える、できないことが認められる、ギモンがあったら率直に尋ねることができる、自分の気持ちに素直でいられる。そういう人たちです。

 

どの会員さんも「自分の気持ちを尊重し正直に」でも真摯に、最終的には大いに、楽しみながら、最良のパートナーと出会われました。

お相手とも温かい本音で向き合い、関係性を培われました。

 

ところが、こういう人も中にはいらっしゃったのです。

 

仲人に対しても、お相手に対しても、とにかく本音で接することができない。

 

お相手に好かれることが大事だと思う。

過程はともかく結果を出すことを焦ってしまう。

「イイ人」を演じてしまう。

常に問題のない「優等生」であろうとする。

 

そういう見せ掛けの部分が、出会いでのメインになってしまう。

 

 

彼女らは、

自分の役割は「人を心地よくさせること」「良い子だと思われること」という強迫観念にも似た信念を持っています。

もちろん、それは思い込みなのですが。

 

 

そういう人たちは、真の優等生ではないのです。「優等生」を常に演じているだけの優等生もどきなのです

 

優等生もどきの会員さんが辿る道。

 

人にどう見られているか、相手にや仲人に好かれ、褒められるか?素晴らしい人だと注目してもらえるか?

「自分の幸せ」より誰かの目線に重きを置くとき、そこに明るい未来はないのです。

 

誰も喜ばず、自分も幸せになれず、何一つ良いことはないのです。

 

 

下記はとても不幸な結果に終わった実例です。

 

ヨリコさん(仮名)はとても感じのよい女性でした。

気遣いを欠かさず上品で誰からも好かれるような女性です。

そんな彼女ですが、今まで、お付き合いは何度かしたものの、ご縁に至ることはなかったといいます。

 

マリッジ関西で3ヶ月で10人以上の方とお見合いし、ほぼ全員から交際希望をもらい、

最終的にお1人の方と結婚へ向けて交際が進んでいました。

 

 

「すごく順調なんです。

 彼ってすごくいい人で。

 やっと幸せになれそうです。

 森山さんのおかげです。

 プロポーズしてもらえたら受けたいと思います。」

 

 

実際に、条件、見た目、性格と三拍子揃ったお相手でした。

 

お相手の彼からは前向きな気持ちを既に頂いていたので、

すぐに仲人さんを通して彼にプロポーズ希望を出しました。

 

彼は担当仲人さんと一生懸命彼女を喜ばせようと計画を練ったそうです。

素敵なレストランで彼女に花束を渡しプロポーズ。

 

いつ、どのタイミングで、どんなシチュエーションで・・・。

と仲人同士でも入念に打合せ。

 

プロポーズ当日。

 

「プロポーズされました。花束を携えた彼がひざまづいて、

結婚してくださいと・・・。彼の思いが伝わってきて感激です。」

 

「良かったね、成婚退会ですね。おめでとう。

これからも何かあれば相談に乗るからいつでも遠慮しないでね。」

 

ところが、いきなり彼女からの返信は途絶えました。

 

本当なら、すぐに成婚料の振込みもしてもらうところなのですが返信を待つことにしました。

 

1週間後です。

 

相談があります。

 

嫌な予感がしました。

 

本当は、私・・・プロポーズ受けたくなかったんです。

 

何が一体どうなったの?

元々、あなたからプロポーズを希望したのに?

あれから彼と何かあったの?

 

 

そうじゃないんです。

結婚するのに、これ以上の条件の人はもういないかなって思ったんです。

 

だけど、元々本当は好きじゃなくて。

 

プロポーズをされて、はっきり悟ったんです。

無理だって。

 

でも彼の嬉しそうな顔を見ると断れなくて。

 

 

それって・・。だったら、プロポーズ前からそうだったってこと?

それじゃぁ、希望をするべきではなかったよね?

あなたが希望したから、こちらからお願いしたのよ。

辻褄があってないじゃない。

 

本当は何かあったのじゃないの?

 

 

強いていえば・・・。

以前から、彼の陰の部分というか・・・。

なんとなく後ろ暗いものを感じていたのです。

 

本当は、嫌な感じがしてどうしても好きになれなかった。

 

だけど彼が結婚に前向きなので(プロポーズを希望した)・・・。

 

期待を裏切りたくなくて。

彼にも森山さんにも本当の気持ちは言えなくて。

 

でも、彼から温かみが感じられないということは

人間関係を重んじる私としては致命的なことだったんです。

 

 

こんなにしんどい思いをするなんて・・・。

もう婚活はこりごりです。

 

 

皆さんはどうご覧になりますか?

 

 

相手がその気だった

自分の結婚の夢もあった。

 

致し方ない状況に追い込まれ、

プロポーズ希望を出さざる得なかったという彼女。

 

「人間関係を重んじる私」

だから、彼にも仲人にも本当のことを言えない。

 

「人間関係を重んじる私」

だから、温かみの感じられない彼とは無理だという。

 

誰も、自分の本当の気持ちに気づいてくれない。

そんな婚活に疲れ果ててしまった・・・。

 

 

 

自分の思いにフタをした状態で、どうやって相手から温かいものを感じることができると言うのでしょう?

そのことで更に、矛盾と混乱が生じているのにそのことが分からない。

 

気持ちに嘘をつき、行動すれば、嘘の上塗りを続けることになるのです。

 

 

お相手の相談所の所長さんは、それはもう、ご立腹です。

 

じきじきに所長さんよりお電話があり

「一体どういうつもりですか?」

「法的手段に訴えることもできるんですよ」

と一喝。

お相手相談所としても、訴えるなど、そんなつもりはなかったと思います。

 

それでも。

彼のけなげな気持ちや相談所のサポート。

それら全ての人の思いや労力を、彼女は、踏みにじり、もてあそんだも同然の状況です。

怒り心頭に達しても何ら、不思議はありません。

 

 

ご担当者にも事情を説明し謝りました。

なんといってもお相手の彼本当に申し訳ないですと。

担当者さんは

「どうにか可能性は見出せないものでしょうか?

プロポーズをご希望なさったということは前向きな気持があったはず・・・。」

本当に一生懸命な方でした。 

 

 

そしてお相手の彼自身もとても誠実な方で彼女に寄添う姿勢を見せました。

「混乱させた僕が悪かった」

「待つので、良ければ少し考えてみてほしい。」

と言います。

 

 

彼に落ち度は見当たりません。

森山はもう、申し訳なさ過ぎていたたまれない思いで一杯でした。

 

 

その後、自分の仲人としての資質を疑うにまで至り、当時は随分、ひきずったものです。

彼女の本当の気持ちに気づくことが出来なかった。気づいてあげることが出来れば・・・。

 

今考えるとこれは違うのです。誰のことも寄添い応援することは出来ても、コントロールすることなど出来ないのです。

その人が全力で本心を隠し「嬉しいです」「幸せです」と演技しているのを穿った味方をして見破ることなど出来ません。

 

逆に森ねぇ自身、自分の仲人としての力を過信してたと言えます。

よく明石家さんまさんが言いますね。落ち込むのは己を過信してるからやと。その通りです。

 

 

 彼が

「待つので、良ければ少し考えてみてほしい。」

 と寄添おうとしたところで、無論、彼女にはそんな気持ちはありません。

元々、彼に対する気持ちなど、これっぽっちもなかったのですから。

 

 

彼と彼女、どちらが温かみのある人でしょうか?

 

 

もちろん、好きでないお相手とやり直すことなど意味はありません。

 

この人のこと、好きじゃない。

 

そう気づいた段階で、自分の気持ちに正直になればよかっただけなのです。

自分の思いと行動に矛盾があるとちぐはぐな状況を作り出してしまいます。

 

その時は、良かれと思って・・・。やめましょう。意味がありません。

 

「気持ちがない交際」は、自分もお相手も不幸にしてしまいます。

そして、相手や環境がそうさせたと思っている限り今後も自分の望む人生には程遠いのです。 

 

だから、皆さんにはお伝えしています。

皆さんにとっての幸せは、皆さんご自身が一番良く分かるんだよ。幸せに感じる瞬間って一人ひとり違う。

だからその思いを大切にしてくださいねと。それが、幸せへの一番の近道だよと。

 

その時々、温かく本音で向き合いましょう。お相手とも仲人とも、時には、ケンカするぐらいのことがあったっていいのです。

少しの配慮と思いやりさえあれば、「雨降って地固まる」のですから。

 

自分の気持ちに正直でいさえすれば、意味もなくちぐはぐな行動を取ったり、自分で作りあげた矛盾した状況に混乱してパニックに陥ることもないのです。

 

そうやって、気持ちに正直に行動していたとしても・・・。

時に、お相手を傷つけることも、逆に傷つけられると感じることもあるかもしれません。

 

それでも自分の気持ちに嘘さえなければ、

そして最低限の礼や少しの思いやりを失することがなければ、

自分が自分を信じる気持ちを失わずにいられます。

 

また、明るい未来を信じ、新しい一歩を踏み出していけます。

未来とは自分自身が創りだすものなのですから。

 

お相手とて同じことです。

例え、それぞれ別の道を行くことになろうとも、お互いにまた前に進んでいけるのです。

 

自分の思う人生を。

 皆さんには、自分の思う人生を生きてほしい。心からそう思います。

  

 自分の思いにフタをしたり見失っては、誰のための人生でしょう?

 そして自分ひとり幸せにできなくて他の誰も幸せにできるわけなどないのです。

 

 環境依存タイプ。

 いい人病。

 

 上記にあげさせてもらった2つは典型例です。 

 

 いずれも、育った環境やこれまでの人生で、状況を良くするため自主的に動いていいんだよ、

 工夫していい、ということを教わってきていないのです。

 

 

 

 全て親が先回りして誘導したりお膳立てしてしまう。(親が喜ぶ顔を伺う子どもになる)

 逆に

 何をやっても認めてもらえず常に叱責される。(親が怒る顔を伺う子どもになる)

 もしくは

 誰も気にかけてくれない状況。(人に無関心な子どもになる)

 

 

 など、「自主性」を育てる環境が十分でなかったケースが多いのです。

 上記の3つが組み合わさっている場合もあります。

 

 自主的に考え自主的に行動することが出来なくなってしまいます。

 

 

 

 

 

 状況を良くしようと自分から動くことがありません。

 上手く行くはずもなく、思い通りにならないことに、いつも不満顔になります。

 不満顔の人は誰からも好かれません。悪循環です。

 

 

 自分の思いを主張してはいけない。何より協調性が大事。我慢することで丸く収まる。 

 

 そんな風潮がまだまだ日本の土壌には根深く残っています。

 

 ところが、我慢を重ねても、周りが気づいてくれることなどありません。

 いつの間にか自分は被害者のような 心境になります。

 被害者ばかりに甘んじてはいられないと加害者に転ずることもあります。

 

 大人しい人が急に声を荒げたり、

 好きでもない人と付き合い、すっかりその気にさせた挙句、相手を傷つけたりと

 めまぐるしく自分の人生を翻弄することになるのです。

 

 自分の思いを大切にする。

 自分の思いを大切にする上で、率直にお相手や状況に働きかけたり、時に誰かに頼ることも大事です。

 人生に真に働きかけられるのは自分だけです。自分の思いは自分が良く知っているのですから。

 

 まず何より、自分がどんな時に喜びや幸せを感じるのか。また新たにどんどん発掘していくことです。

 毎日の生活の中でささやかな幸せを大切にしたり、少しずつ実現する。もう一歩踏み出して工夫もする。

 こうやって一歩ずつ、自分の思い描く人生を創り上げていくのです。

 

 

森ねぇの場合。

 上手く行かない例をいくつか挙げてきましたが。

 実は、森ねぇ自身が長いこと、そういう状況で婚活を続けていました。

 だからこそ、皆さんにはそういう苦しみは無意味だと気づいてほしいのです。

 

 自分が幸せになっていい。自分が幸せであれば出会いはスムーズです。

 自分らしく生きられるからお相手も尊重したり幸せにできるのです。

 

 過去の森ねぇは、何が問題なのか全くわかっていませんでした。

 いつも相手が悪い、状況が悪い、運が悪いと嘆いておりました。

 

 超・超ネガティブでした。

 

 「自分はきっと不幸と言う名の星の元に生まれてきたんだ」と悲劇のヒロイン状態から抜け出せないでいました。

 

 そこまでネガティブな人はそうそういないと思いますが、もし

 

 運が悪い。誰かに分かってほしい。誰かが気を利かせてほしい。誰かに幸せにしてもらいたい。

 

 もし、そんな気持ちに少しでもなる瞬間があるとすれば。

 皆さんが望む人生を実現できていないのは100%その考え方に原因があります。

 

 

 森ねぇ自身は、どうしても素敵な人との出会いも諦めたくなかった。

 

 見当違いな、がんばりを散々やってもきました。 

  

 見当違いながんばりも全く意味がないわけではありません。

 あまりに上手く行かないので「こんなに頑張ってるのに何かおかしいぞ」

 と、徐々に気づくことになります。

 

 ただ、見当違いががんばりを続けていると、幸せな方向へ軌道修正するのに大層、時間を無駄にします。

 お相手を傷つけたり自分を傷つけたり、疲弊していきます。

 そして、更に、世間を責めたり、異性を責めたり、自分を責めたりとどつぼにはまって行くのです。

 

 森ねぇの場合は自分を取り戻し、最愛のパートナーと巡り会うに至りましたが、10年という歳月がかかりました。

 

 

 経験を重ねつつ、たくさん本も読みました。知識も得ました。

 どういう人が上手くいき、どういう人が上手く行かないのか?

 お相手とお会いしても勉強になることばかりだと気づかされました。

 自分も、そういえば以前こんなことやってたかもしれない・・・と。

 

 

 気づいてみれば、全てのことは、実にシンプルなのです。

 (もっと早く気づくことが出来ていれば!と思います。)

 

 

 状況と言うのは、自分の働きかけ次第でどうとでもできる。

 

 ✓自ら動く

 ✓相手に上手く伝える。

 ✓環境に働きかける。

 ✓周囲に強力を仰ぐ。 

 

 自分しか自分の望みや心地よさ分からない。

 むしろ、自分で舵を切るしかないのです。 

 

 自分で、自分の望む形に持っていけば良いだけなのです。むしろ、そうしていいのです。

 日々の小さいことから始まり、大きなことまで、人生全般に至るまで、全てに通じることです。

 

 

 自分がこうしたいと思う形。自らその方へ足を動かせばいいのです。

 なんて簡単なことだったんでしょう!

 

 逆に、自ら工夫したり働きかけしなければ何も変わりません。

 

 それどころか悪くなる一方です。

 

 工夫、工夫、アイディア、アイディア・・・。

 と循環も良くなり、楽々スイスイと自分の思う方へと進んでいけるのですよ。  

 

 

 皆さんは、既にお気づきですね。日常生活でそのようになさっている分野もあるのです。

 出会いでも同じこと。そこに、気づいたらもう、あとはご自分の気持ちに従って前進していくのみです!