ご両親へのご挨拶の前に。
予めご結婚を了承して頂けるように、各々の語改定にお願いしておく方が安心です。
「備えあれば憂いなし」です。
ご結婚までスムーズに進めるには、ご家族と事前に、ご結婚を承諾してもらえるような根回しをしておくと安心です。
ウチの家族は絶対に大丈夫・・・。という場合は、事前の擦り合わせなど、不要なケースもあります。
お家の考え方やご家族の性格にもよります。
ご両親のその時の体調や心境、状況により変わってくる場合もあります。
普段は温厚でお子の幸せを願う親御さんであっても、結婚を前にして、急に不安にかられたり、逆上するケースさえあります。
あまり不安になる必要はありませんが、押さえるべき点を把握しておきましょう。
心構えがあれば想定外の事態に遭遇しても、慌てず対応すれば大丈夫です。
ご家族により、時に色んな反応があるもの・・・と知っていればうろたえずに済みます。
事前にご両親を安心させるための根回しをしておきましょう。
まず、日程ですが、ご両親とはご相談済みでしょうか?
ご両親も、お家や気持ちの準備期間が必要です。ご両親のご都合をなるべく早めに伺って無理なくスケジュール調整なさって下さい。
それから、お気持ちの上でお相手の事を良く知らないと不安にさせる場合があります。
その辺りも事前に、伝えてご結婚了承にスムーズに繋げましょう。
例えば・・・。
彼女がどんな方であるか。
今までになく強い絆を感じている。
彼女以外に結婚したいと思える人はいない。
彼女となら幸せになれると確信している。
結婚の意志は固いので賛成してもらいたい。
など、ご自身のお気持ちを事前にご家族にお話を通しておいた方が安心です。
ウチの両親は絶対に大丈夫、と直感的に感じるならそこまでは必要ないかもしれません。
その場合でも「結婚を了承してもらいたい」との確認を取っておいたほうが良いでしょう。
万が一、ご両親に少しでも懸念が見られた場合には、安心してもらうために、彼女の人柄やご自身の覚悟をしっかりお話された方が良いでしょう。
彼女の人柄を伝える上で効果的なのが、
「自分の心の支えになってくれる」
とか
「お互いの両親を大事にしたいという女性」
などと伝えることです。
ご両親に配慮しすぎたり、合わせるのではなく、ご自身たちの幸せを叶えるために、ご両親に上手く理解を促しましょう。
最終的に「どんなことがあっても二人で幸せになります」という「必ず幸せになるという決意や覚悟」を見れば、どんな心配性のご両親でもたいていは納得してくれるものです。
皆様のご両親にはご心配ないかと思います。
思わぬ事態に陥ってから大変な思いをしないように、少々配慮は必要です。
よろしくお願い致します。
主役はお二人。
一番大切なのはお二人の気持ちです。
そこまでご両親に気を遣わないといけないのかな?
と疑問に思われる方も多いでしょう。
とはいえ、大事なご両親の気持ちをないがしろにしたと受け取られるようなことがあるとお二人の今後に影響が出てくることもあるでしょう。
お二人の将来のために避けられるトラブルを事前に防ぐという意味合いがあります。
親御様の立場からすれば、依然、結婚は家と家との結びつきと考えるご家庭も少なくありません。
また、お子の幸せを願うからこそ(そう見えなくても)、うろたえたり思わぬ行動に出る事があるのです。
子の立場からは理解出来かねる事ですが、親になれば親にしか分からない心境というのがあるのかもしれませんね。
たまたま精神的に不安定な時期ということもあるのです。年齢的にそういうケースもあります。
ご両親も幸せを願っているというのは同じでも、見えてるものが違うために、行き違いや深い亀裂が生まれることあります。
おふたりとしてはお互いに絆を深めてきた過程を実感していますね。
しかし、ご両親はお二人の足跡をつぶさにを見てきたわけではありませんものね。
周囲を安心させ、協力、理解を得ることが、お二人の幸せにも繋がります。
ただ、お二人の意向を曲げてまでご両親の意向ばかり通すことは、逆に問題です。
そういう事態を避けるための工夫もありますので、
懸念がある場合、別途、森山までお尋ねくださいね。
両親への挨拶について。
コロナの状況も鑑み、時期やご実家まで移動方法などおふたりでご相談下さい。
●結婚挨拶の時期は、結婚の意志を確認し合ってから1カ月前後が目安です。
お互いに結婚の意思を確認し合ったら、なるべく早い時期に親へ報告しましょう。
親への挨拶の時期は、結婚すると決めてから1カ月前後が目安です。
親御さんの予定や準備もあるので早めにお相手そしてご家族と相談して日程を決めましょう。
●挨拶の順番はまず女性の親のもとへ、男性が出向くのが一般的です。
かつては"お嫁さんにきてもらう"という考えがあった名残りで、
現代でもまずは男性が女性の親の家(実家)へ挨拶に出向くのが一般的な順番です。
とはいえ、お互いの都合など様々な事情から必ずしも順番通りに進められないことも。
その場合は男性の親への挨拶が先になっても問題ありません。
大切なのは双方の親から結婚の了解を得ることです。
"順番=礼儀"という意識を持つことは大切ですが、そこにこだわり過ぎず誠意を持ってフレキシブルに対応しましょう。
●手土産
1000円~3000円の価格帯
3000円~5000円の価格帯
半々ぐらいのようです。
最初のご挨拶ですし、初めての印象が記憶に強く残るものです。
3000円~5000円くらいがおすすめの価格帯です。 年代も考慮し相応しいと思われる価格帯の品を選ぶようにしましょう。
事前にお互いのご両親の好みをリサーチし、喜んでもらえる内容に致しましょう。
プロポーズでふたりの間で結婚の意思を確認。
次はいよいよご両親への結婚挨拶です。
プロポーズから1ヶ月と空けずにそれぞれのご実家にご挨拶に伺いましょう。
挨拶に伺う際には手土産を持参しましょう。
いざとなるといくらくらいで、どんなものを用意したらいいのか、のしはつけるべきなのか……など、分からないことばかりでしょう。
結婚挨拶時の手土産マナーや金額の相場、お勧めの手土産などをご紹介します。
結婚のご挨拶に関わらず、ご実家を訪問する際には手土産を持参するのがマナーと思っていたほうがよいでしょう。
気の利いた方ね、と喜んでもらえると好印象となります。コミュニケーションの潤滑油になるものです。
手土産には話題を提供し、場を和ませる役割も。「大切なご家族に喜んでもらいたいと、この品物をお持ちしました」という気持ちが込められています。結婚報告という大切な目的で訪れる上でも、TPOに合わせた、手土産を持参しましょう。事前に、ご両親のお好みをリサーチしておくことも大事です。
ご両親のお好みを、事前にリサーチ、
体調やお好みに合わないものは避けて、
喜んで頂ける手土産で好印象を目指しましょう。
手土産は、日持ちする菓子折りが一般的です。
「とても美味しいのでぜひ」 という一言や「お好きだと伺いましたので」 と一言添えると気が利いた印象になります。
何を選んでよいか、迷う場合は、下記の人気5品を参考になさって下さいね。
■洋菓子
手土産として人気です。
個別包装のものが、扱いやすくおすすめ。
パウンドケーキ、クッキー、パイなど、豊富な種類中からお好みに合せ、選びましょう。
■和菓子
親世代には油や脂肪分が少なめの和菓子もおすすめ。
有名店や老舗の品を選ぶと安心感があるでしょう。
■出身地の名産品
自分のことを知ってもらい、会話のきっかけにもなるのが出身地の名産品ですが、
お品によっては、好みが分かれる可能性も。親御様のお好みに合うものを、事前にリサーチしましょう。
■お酒
お酒好きな親御様に。
限定品のお酒なども気持ちが喜ばれる手土産となるでしょう。
もちろん、お好みのお酒の種類など、事前チェックは忘れずに。
■フルーツ
季節感のあるフルーツは手土産としてふさわしい手土産といえます。
■カステラ
甘いものが苦手でない場合は、カステラもおすすめです。
カステラはなじみの味で日持ちがすることから、無難な手土産として選ばれています。
親挨拶の手土産NGポイントをご紹介します。
■相手の親の好みに合わない。
■生ものなど賞味期限が短い。
■カジュアルすぎる。
■相手の家の近くで買う。
■お煎餅など、割れることを連想するものをNGとされる方も。
逆に、鯛や鶴などをかたどったお菓子、年輪を模したバームクーヘン
などは縁起が良いお菓子として知られています。
好印象を勝ち取る手土産の渡し方
さて、いよいよ親挨拶当日。手土産はどのようにお渡しするのがいいのでしょうか。ここでは、結婚報告時の手土産の渡し方やタイミング、所作について詳しくご紹介。以下を参考に失礼のない振る舞いで、好印象を獲得しましょう。
■手土産を渡すタイミング
手土産を渡すタイミングは、部屋に通されてから。玄関で軽い挨拶をしたら、リビングなどに通されると思います。
いったん席につき、全員が顔を揃えたところで渡すのがマナーです。慌てて玄関などで渡してしまわないように気を付けましょう。
■手土産を渡し方
部屋に通されたら、持ち運びのために入れていた紙袋などから品物を取り出しておくことがポイント。男性の家に行った場合は女性が、女性の家に行った場合は男性が渡すようにしましょう。両親が並んで座っている場合はその中央に差し出し、父母が離れて座っている場合はその家の主である父に向けて差し出すように。相手に渡すときは、品物の正面が相手の正面に来るように渡します。
■手土産を渡すときに添えるといい言葉
「つまらないものですが……」という表現は避けましょう。「地元の名産品です」「お好きと伺ったものですから……」「おいしいと評判のお菓子です」など、その品物の特徴やなぜその品物を選んだかが分かるような言葉を添えるとよいでしょう。それにより、「自分のために一生懸命考えて選んでくれたのだ」と相手に思ってもらえ、印象もアップします。
まとめ
たかが手土産、されど手土産。結婚の挨拶時に選ぶお土産一つで相手との距離がぐっと近くなることもあるし、逆に機嫌を損ねてしまうことは避けたいもの……。相手の両親にどうしたら喜んでもらえるかを考え、慌てないよう品選びの準備をしましょう。その気持ちはきっと通じますし、これから始まる結婚準備をスムーズなものにしてくれるはずです。